
先日,Kくんと背比べをしました。するとほぼ同じ,みなさんがこの文を読まれるのはそれから1ヶ月以上が経っているはずなので,そのころには確実に追い越されていると思います。小学校1年生で出会って10年近く,Kくんより1歳上のMくんともう一人のKくんにはとうの昔に追い越されています。親でもないのにそんなに長く成長する様子を身近でみられて本当に嬉しいことです。
さて,少し前の『学び』スタッフミーティングでのこと。Nさんから,「高校生への予定連絡は親を介さず直接することにしましょう,参加・不参加の連絡も子どもから」との提案がありました。高校生ですから当然と言えば当然のことです。でも,日常的に接していると,私の中にある以前からの「○○ちゃん」のイメージを書き換えるのが結構難しくて,ついつい小さい子ども扱いをしてしまっていることに気づかされました。
子ども時代に子どもであることが許されない(例えば子どもなのにきょうだいの親代わりをしなければならないとか)ことも辛いですが,成長しつつあるのに,いつまでも子ども扱いされるのも成長を邪魔されることになるのかもしれません。
子どもが大きくなるにつれ(それは何歳だからということではないと思うのですが)上手に距離を取らなくてはと思わされたのでした。
距離感ということでいうと,HAHATO・COは子どもにとってのスタッフの存在が「近所のおばちゃん(おっちゃんもいますが)以上先生未満」というのがなんとも言えない良い味をだしていると思います。
私は今はもう先生ではないけれど,かといって近所のおっちゃんではないし・・・まあ,いいか。
(by Y先生)
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