子どもがまだ赤ちゃんだった頃、育児本を読んで、公園遊びといえば砂外遊びが頻繁になった2歳くらいの頃、息子にとって公園遊びは境目のない空間での放牧だった。公園というエリアに留まるという発想すらないのだ。まず、親のそばに居なくても平気なのでどこまでも進む。一度、親の姿が全く見えなくなったらどうするんだろうと、フェンスのある広い公園で主人と影から見守ってみた。息子はそんな事を気にかける素振りもなく遊具で遊んだり、知らない人の輪に入ってみたり、親を探す事もなくどんどん進む。
場に留まらず、親を探さず、知らない人も気にしない⁈これは、なかなか用心しなくては!という事を確認したいい機会だった。
gonkaka